3月18日 曇り時々晴れ
リフト終点でシールを付けて出発。いきなりの急登に手こずる。急登を抜けてからは快適なシール登行と思いきや、位ヶ原直下ではクトーを付けて慎重に登る。今回の山行では乗鞍岳には登頂せず、位ヶ原上部より北方を目指す。上部はクラストしており、アイゼンのお世話になる。
結局今日は滑降できずじまい。
[タイム] リフト終点(8:45) 位ヶ原(10:50) 畳平(14:00) 硫黄岳と四ツ岳の鞍部(15:55)
3月19日 曇りのち雪
クラストした斜面にクトーを効かせて慎重にトラバース。金山岳直下ではアイゼン・ピッケルの世界になる。金山岳を少し下った所で滑降開始。安房谷源流の滑り出しはクラストしていて、足がビビる。旧道までは一部急斜面はあるものの、快適な滑りを味わう。
加藤さんの豪快な滑り
華麗にターンを決める秋田さん
悪雪に足を取られた中尾さん
中尾・田村がここでリタイアし、平湯温泉へ下山。安房平から安房峠へ急斜面を登り、焼岳南尾根取付へと滑降。平坦地でテントを設営して行動終了。
[タイム] 硫黄岳と四ツ岳の鞍部(7:40) 金山岳(10:40) 安房平(13:35)安房峠(14:25) 焼岳南尾根取付(15:55)
3月20日 雪のち曇り
新雪約20cm。焼岳南尾根の急斜面をラッセルしながら登る。トラバース部分では雪面がはがれ落ち、思わずひやりとする場面も。露岩が出たところでスキーをデポして焼岳へアタック。視界不良のため、頂上と思ったところが実は違って思わずがっかり。山頂への雪面は約30cmの深さに弱層があるために登頂を断念。デポ地点より待望の滑降開始。途中下堀沢方向へ下りすぎ、登り返す場面も。滑降ルートがやや南よりにずれたため、最後は急斜面をやっとのことで降りる。大正池から釜トンネルを下って中ノ湯へと下山。久しぶりにハードな山行だった。
[タイム] 焼岳南尾根取付(6:35) 高天原(8:50) 焼岳直下(11:10) 下堀沢(15:50) 中ノ湯(16:50)
大正池をバックに記念撮影
スキーを両手に急斜面を降りる秋田さん