野伏ヶ岳
2003年3月15日〜16日
メンバー: 岩田、秋田、柳瀬、上原

3月15日 雪後曇り
小雪がちらつく中を上在所を出発。ここから長い林道歩きとなる。和田山牧場跡からは眼前に野伏ヶ岳が迫る...はずだが、今回はガスのせいでぼんやりとしか見えない。牧場跡の西端にテントを設営し、ダイレクト尾根を登る。高度を上げるにつれで視界が悪くなり、山頂付近では20m位になってしまった。 ガスの中、慎重に滑り出す。やがて視界も広がり、東面ルンゼに滑り込む。なかなかの雪質に満足する。

ガスの山頂で滑降準備 東面ルンゼ下部を滑る

明日の好天を期待しつつ、早めの就寝とする。
[コースタイム] 上在所(8:05) テント設営(10:50) 野伏ヶ岳(12:35) 滑降開始(13:05) 幕営地(13:45)

3月16日 晴れ
テントを出ると満天の星空。好天が期待できそうである。クラストしたダイレクト尾根をツボ足2名、シール+クトー2名で再び登る。中腹で大日ヶ岳方面のご来光を迎える。

ダイレクト尾根を登る ご来光

山頂で360度の展望を楽しんだ後に北東尾根の北面に滑り込む。立木の少ない快適な斜面である。1150m付近で南にトラバースしてテント場に戻る。

北東尾根を滑る 北東尾根より推高谷へ滑り込む
帰路では数多くの登山者とすれ違う。今日は大盛況のようだ。林道はクラストしていて、足をパンパンにはらしながら、ほうほうの体で上在所にたどり着いた。
[コースタイム] 幕営地(5:15) 野伏ヶ岳(7:30) 滑降開始(7:55) 和田山牧場跡(9:40) 上在所(10:30)

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