荒島岳
2003年2月8日
メンバー: 岩田・堀・柳瀬・和佐(ピーク100)・為乗(同)

7日の23時に大阪駅を出発しようとしたが、そこでアクシデント。タイヤがパンクしているではないか! ガソリンスタンドで修理してもらって出発した時は0時を過ぎていた。
そして順調に勝原スキー場に4時ごろ到着。車で仮眠する。明るくなってきたが、駐車場には車は3〜4台しか停まっていない。静かな、静かなローカルなスキー場だ。足慣らしに1本滑って、最上部に行くリフトに乗る。
そこからは山屋と山スキーヤーの世界。シールを着けて登行開始。積雪はタップリあるものの、しばらく雪が降っていない様子で、パフパフの新雪はあまり望めそうにない。途中でわかんとスノーシューの2人を追い抜く。
しゃくなげ平から少し登った所で、和佐さん以外はスキーをデポする。先行者はシールで難しい急登を登っている。単独行者でかなりの山スキーヤーとみた。柳瀬さんと岩田の二人でラッセル。少し遅れて和佐さん。ずっと遅れて堀と為乗さん。ここから見る山頂は美しい。白い頂が連なり一番奥に荒島岳がある。なぜかモンブランを連想させる山容だ。。
頂上近くからふり返ると、一般登山者が10人近く登ってくる。ここで抜かれたら、今までラッセルやってきたのがむなしくなるので、最後の力をふりしぼりラッセルを頑張る。
頂上着12時17分。(12時30分で登山中止と決めていたので登れて良かった。)デポ地点からはスキーで滑るが細い尾根なのでチト恐い。一箇所はスキーを脱ぐ。コルからは往路を滑るが、雪質はあまり良くなく、かなりシンドイ。特に堀と柳瀬さん、為乗さんは苦労している。堀は完全な山屋スタイルで滑っているが、最後の方は慣れてきていた。柳瀬さん(山スキー3回目)と為乗さん(同2回目)はやはり経験不足。しかし根性で無事滑り降りた。
荒島岳は日本百名山になるだけあって、なかなか良い山だ。次回は雪質の良いときにもう一度来てみたいものだ。

山スキータイトルページに戻る

関西蛍雪山岳会トップページに戻る