北アルプス 打込谷

2013年8月14日〜16日

メンバー: 川辺、望月、堀内

8月14日
1:00
道の駅奥飛騨温泉上宝で望月君と合流。道の駅で仮眠。
6:30
道の駅を出発。7:00過ぎに金木戸川林道第一ゲートに到着。ゲート前には10台くらいの車が駐車している。7:35第一ゲートを出発。高度計の標高は、690m。涼しくて快適な林道を歩いていく。
1時間で第二ゲートに到着。第一ゲートが開いている場合は、ここまで車で入れるらしい。
ここからまた、一時間で金木戸取水口に到着。休憩後、出発。

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11:00
広河原取水口に到着。標高1190m。ここで林道は終わり、小径を進んでいく。少し行くと小倉谷出合いに到着。ここから小径も分かりにくくなる。少しそのまますすんでいくが、きつくなる。
記録にあった上部の軌道跡を探そうと上部を見ていると、石垣が見える。ここから上にあがってみるとやはり軌道跡であった。さっきよりだいぶ楽に進める。

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軌道跡を行くが途中崩れている箇所などがある。途中の谷で、先行パーティの3人に追いつく。
遡行準備をしていてここから本流に下るのかな? 僕らは、軌道跡と思われる小径を進んでいく。
ここからは、ほとんど踏み跡程度である。途中休憩を入れながら、なんとか打込谷手前の吊り橋に到着。左岸側にいいテン場を見つけ、渡渉することに、沢靴にはきかえていると、さっきの三人パーティが、追いついてきた。このままでは、いいテン場が取られそうなので、ズボンを脱いで、パンツと沢靴で渡渉してテン場を確保。テントとタープを張り、焚火の用意をして、カンパーイ!

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楠瀬さんからもらった差し入れを見るとメザシとスルメである。さすが酒飲み!いやメンバーを見てくれたのであろう。15:00から宴会の開始。酒が進む。みんな持ってきたお酒を出してきて飲みだす。夕食のパスタをあてにまた飲む。望月君の持ってきたブランデーがまたうまい。ブランデーを頂いてから記憶があいまいに。

8月15日
6:30
起床
やっぱり起らきれなかった。起きて焚火のまわりを確認すると、お酒がほとんど残っていない。
今日、笠ケ岳の小屋まであがらなければ、ほとんどお酒はない。でも2時間も遅れているので
無理だろう。次の日のことを考え、できるだけ、標高をあげたい。テン場の標高は1320m。

8:30
出発
15分程で打込谷の出合いに出る。みんな二日酔いで疲れている。1時間程でF2の18m滝に
右岸から高巻き、懸垂なしで川床へ戻る。滝以外のところも渡渉をしながら進むのでなかなか
標高をあげれない。滝からすぐに出てくる淵で小休憩。淵の奥に滝があり泳いで見に行きたいとっころであるが、何せ時間がない。早く標高あげないと明日がしんどい。という事で左岸を巻いていく。

12:40
仙の淵滝に到着。釜を泳ぎ左岸を登れるらしいが、ここもロープを出していると時間がかかるので、右岸を巻く。巻いているときに左岸側を見るが、上部が結構キツそうである。
この後、10mの滝は滝の左側が階段状になっているので、難なく登っていく。

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この後、15:00頃でまだ1600m付近。なかなか標高があげられなかったが、ここから、1時間で1800mまであがる。今日の遡行は16:00で終わろうと決めていたので、テン場を探す。16:30やっといいテン場を見つける。標高は1920m。ここまでくれば、明日は、なんとか下りられるだろう。

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早速テントを立てて、焚火の用意をする。夕食の用意をしていると、雨が・・・。1時間程降り続く。
雨が通りすぎたところで、夕食のパスタを頂きカンパーイ・・・。酒はあまりないが、その前に、二日酔いで、お酒を飲みたくならない。みんな無言で、焚火の前で、衣服を乾かす。疲れた・・・。
8/16
5:00起床
今日もちょっと遅れて起床。朝食を食べて、6:40に出発。
ここからは水量もだいぶ少なくなり、標高もあげられる。どんどん進んでいくと、黒い滝が現れる。
滝の右側を登っていく。ここで望月君と川辺さんが右の沢を登っていく。滝の上部ではつながっていなかったが、もう少し登れば、上流で合流していると思い。進んでいく。2350mで隣の沢と合流。ここで待つが、来ない。望月君を呼ぶと、下で声が、荷物を置いて下っていくと。隣の沢から途中でトラバースしてきたとのこと、ここから荷物のところまで戻り、小休憩。ここまであがってくると景色がきれいだ。本流から右にそれていたが、稜線はすぐそこに見えていたので、あがっていく。
上部はガレ場が続くが、稜線に出ると、進みやすくなる。小屋横のピークはもう少し。

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10:10ピークに到着。とりあえず、小屋まで下りて、着替える。ここで、荷物をデポして頂上へ
10:50 笠ヶ岳登頂

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頂上で写真撮影後、小屋まで戻り荷物を持って下山開始。
11:30下山開始。
快適な登山道を下っていく。
12:30 笠新道分岐
ここで小休憩後出発。
13:20 笠ヶ岳から今まで下ってきたところが一望できる所で休憩。
ここからは、永遠とくだりである。コースタイムで3時間・・・。
15:00 林道に到着。疲れた・・・。林道に出たところで、水が出ているので、たらふく飲み休憩。
休憩後、林道を下っていく。

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17:00 新穂高温泉到着。
タクシーを呼んで車を取りに行く。40分程で林道のゲート前に到着。料金は1万円。結構するものだ。この後、平湯の森で温泉に入り、定番の自然薯の店に急ぐが、店に着いたのが20:10。
店は20:00で終了らしい。仕方なく。高山へ出ることに、そこで、望月君の知っているカレー屋に
行くことに決定。電話してみるとあいているとのこと、僕と川辺さんは700gの超大盛りを注文。望月君も400gの大盛りを注文。お腹が減っていると食べられるもんだ。
この後、お腹がいっぱいなので、道の駅で仮眠を取り、帰阪の途へ。

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