最終ロープウェイの時刻に間にあうには13時半ごろ引き返すのが良いと思っていたのだが、すでにその時刻。岩田夫婦は懸垂後も元気よく前進。野木、和田も息切れしながら最後のプラン山頂の登りの岩場につく。ここで、後方からきていた2名に追いつかれる。
私たちは、岩場の基部に荷をデポし、岩田夫婦は岩の右側から、野木と和田は正面の岩場からとりつく。追いついてきた2名は左寄りの岩場から登りはじめ、抜かされてしまう。正解は、左寄りからの登りのようだ。もたもた登っている間に、外人2名は山頂に立ち喜びの声をあげている。その後、野木が続く予定が、最後の一段の高い岩が乗り越せない。岩田氏が、交代で軽々と岩を乗り越し山頂へ上がる。その後、野木を引き上げてもらうつもりが体が重くあがらない。下降開始していた外人がお尻を押し上げてくれて、何とか野木も山頂に立つことができた。続いて二人も登り無事4名14時半に山頂に立つことができた。
懸垂で下った時も迷ったが、登りもルートファイファインディング難しく、もう1pロープをフィックスし登る。登りきったところで、もう安心と思ったが、ここから稜線ぞいにミディへもどるルートもガスっていたこともあり迷う。