シャペル・ド・ラ・グリエール
2012年8月12日 晴れ
メンバー:
岩田・ヤナピー
ランデックス駅(8:45)〜取付き(9:15〜9:45)〜終了(13:30)〜ランデックス駅(
14:45)
今日は赤い針峰群の登攀に行く。ミディ針峰群の対岸にある針峰群で、岩登りを楽しめる所だ。我々が目指すのはシャペル・ド・ラ・グリエール、14Pの中級の針峰である。野木・和田コンビは隣のランデックス針峰に行くので、4人でアパートを出る。レ・プラまでバス、ランデックスまではロープウェイとリフトで上がる。ランデックスの駅から左へトラバース道を歩くと直ぐに二人は取付きへ、我々はそれから約15分歩くと取付きのルンゼが見えるのでそれを登る。
赤い針峰群 ランデックス針峰 シャペル・ド・ラ・グリエール
1P目 クラックをレイバック気味に登るが思ったより悪い、結構必死になった36年前に登った時は登山靴、今はラバーソールなのに難しく感じた。下手になったのかなあ?
1P目 1P目のクラック
後は容易な岩稜の登攀(3級)となるが、トポが無いので時々ルートを間違え、難しいルートを登ってしまう。後続のパーティがこちらは簡単、あちらは難しいと教えてくれるが、すでに岩田は登攀中、「もっと早く言ってくれ!!」である。後続パーティに抜かされるのは嫌なので、3級ぐらいのピッチはランニングを取らず、ハイステップでスピードを上げゼイゼイ言って登るが、とうとう最後に抜かされてしまった。しかもセカンドは登山靴の十四、五才の少年・・・ショック!
ランデックス針峰 シャペルの上部 快適なスラブ
シャペル名物のピッチ 剱岳・八ツ峰剣稜会ルートのそれとよく似ていて超快適
登攀終了点の少年 ラッペリングして終了
最終
Pは岩峰の難しいフェース(上左の写真)から、右へ回り込んだ快適なスラブ(上中央の写真)で登攀は終了する。最後にラッペリングして、後は踏み跡を駅まで戻る。快適な一日でした。
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