春合宿 白馬岳
日程: 2018年5月3日~5日
メンバー: 会長、あおっきー、M、ちかちゃん、K田
5/3 曇 時々晴 雨
天気予報では雨だが、そんなに悪くはないので、予定通り猿倉の駐車場を出発する。
約40分歩いて、長走沢を越えたところにテントを設営する。
テントの近くで雪上訓練。
グリセード・確保方法各種・ボラードで懸垂下降・滑落停止(即時停止・通常)等
我がベースキャンプ
ガース+割り+ハーフ(イワシ)+ハーフ(イワシ)
スノーボラードで懸垂下降
一人はるか下へ
5/4 雨 雪 曇 雪 風強し
朝、4時起床も雨、再度寝る。
10時、いい加減腰が痛くなり起きる(14時間寝ていた)
テントの中でロープ結び方教室。
午後、雨が止んだので確保の練習をしていたら、青空が見えて来たので、小蓮華尾根の偵察に行くことにする。
尾根の末端、金山沢側から約1時間、雪と藪を登り、白馬沢側の雪渓の上に出たので、雪渓を4Pフィックスを張り、フリクションで下降する。
小蓮華尾根は雪が少なく、藪漕ぎをかなりせねばならないので時間が掛かる様子である。
5/5 雪 曇 晴 風強し
今日は双子尾根から杓子岳に登り、大雪渓を降りる予定で出発する。
6時出発。長走沢に入るがトレースは無い。昨夜の新雪は15~20cmか。
小日向のコルへ上がる分岐点下でBCの3人組に追い抜かれる。さすがスキーは速い。
スキー組は蓮華温泉に向かうパーテイが多い。
我々は双子尾根に向かう(9:00)。ラッセルはそれほどでもないが、藪がかなり出ており苦労する。
雨具を引っ掛けて破らないように気を使う。
途中で降りて来るパーテイとすれ違うが、樺のコルで昨夜テントを張っていたが、ポールが折れて撤退するとのことでした。
ちょっと苦労して樺のコルに到着(11:00)。見上げるジャンクション・ピークからの稜線は雪煙が舞っている。
無理は禁物、今日はここまでとし、往路を戻る。
小日向のコル(12:30)からはビニールシートを出し、全員シリセード。あっという間に降りてしまった。
テントに戻ると13:45。明日も天候がもう一つ、道路の渋滞も考えこのまま下山することにし、テントを撤収。
猿倉に下山(15:00)する。
倉下の湯に入り、糸魚 川のきときと寿司で空腹を満たし、高速をぶっ飛ばし(小田君のおかげ)大阪駅に12:00到着。終電に間に合いました。
トッピーの樹
J・Pをバックに
双子尾根の下降
尻セード
関西蛍雪山岳会トップページに戻る