南紀 尾川川 赤倉谷
日程: 2018年4月1日
メンバー: YY,TK,KH
行程
駐車地7:45 ~ 二ノ滝上10:30 ~ 三ノ滝上11:30 ~
丸尾山頂上12:30-13:00~ 駐車地14:00
報告
前夜、夕飯をどこで食べるかを気にしていて、朝ごはん、昼ご飯を買うのを忘れる。
全員メシなし。夕飯は馬酔木での焼肉定食大盛だったので、お腹はそれほど減っていなかったが、各自自前のレーションを少し食べて沢支度を整える。
7時45分、駐車地から崩れた林道を歩き堰堤を越えたところから入渓。入渓地点の標高は350m程。今期初沢、水は最初冷たく感じたがなれればなんともない。40分程平凡な河原を遡行していくと、一ノ滝が現れる。
一ノ滝(15m)、一見岩が黒くて、滑りもありそうだが、近づいてみると弱点はありそうな感じ、YYがリードしたそうなので、お願いして登ってもらう。途中カムを一つきめて登って行く。2番手にTK、難なくクリアさすが!3番手KH、お腹のお肉が邪魔でダイエットを決意。その上の6m滝はショルダーでクリア。
二ノ滝(2段70mくらい)スラブで上部は傾斜がきつくなっている。ラバーソールは僕だけということで、リード決定。滝の右側を下段2/3くらい登ったところで傾斜がきつくなる。ハーケン2枚、カム1つ、秘儀ハーケンの上に足を使いながら登り、上部灌木で支点構築。あ~怖かった。2ピッチ目灌木から岩場を登って行くが、上部1ヵ所登れない。横に割れ目があったので、カムにシュリンゲをつけて足場として登って行く。ここも木で支点構築。
2番手TK、登ってきて一言「これ1級ですか?」 (巻いたら1級です!)
3ピッチ目、2ピッチ目最後のYYがそのまま落ち口に向けてトラバース。
三ノ滝(40mくらい)正面突破は無理。左側樹林帯上部のスラブを登ることに決めて登って行く。上部トラバース手前で1ピッチ。2ピッチ目簡単なトラバース。リングボルトがあるがリングは固まっていた。
三ノ滝が終わると三俣を右俣に入り進んでいく。標高600mの二俣は左俣に入り詰めて尾根のコルへ出る。そこから尾根沿いを丸尾山山頂へ。丸尾山山頂は海側が伐採されており、熊野灘の景色最高でした。山頂で今年の蛍雪表紙を撮影。
尾根沿いを下山して、おくとろ温泉へ。18:30天王寺到着。お疲れさまでした。
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