能郷白山
2002年1月12日〜1月14日
メンバー: 川辺・吉田・上原

1月12日 晴れ時々曇り
林道は標高295m地点で除雪終了だった。大阪出発が遅かったこともあり、15:00 に行動を開始する。途中何本も小沢を横切り登山口(標高710m)に着いたのは18:00だった。


1月13日 晴れ
6:40に出発。蛇行する林道を黙々と登る。途中には何箇所も雪崩の跡があり、ひやひやしながらトラバースした。林道を外れてからは急登に苦闘。稜線に出てからは快適なシール登行となる。前山からはアップダウンの連続となる。最後の登りの途中で白谷源頭部に熊を発見。このところの陽気で冬ごもりから出てきたらしい。山頂で出会わないことを祈りつつ高度を上げ、ようやく12:50に登頂。ややかすんでいるものの、展望を楽しむ。


山頂直下より前山を振り返る

13:10に滑降開始。無立木の大斜面にシュプールを刻む。鞍部から前山までは再びシール登行になる。前山からはほぼ登山道沿いに滑る。気温が高いせいか雪が重い。標高900mあたりではあちこちに熊の足跡がある。彼らのなわばりに入り込んでしまった。幸いなことに熊とはち合わせることはなかった。木が混んできたところでスキーを脱ぐ。一部は腰までのラッセルとなり、出発点に戻ったのは17時前だった。


山頂より西方を望む

1月14日 晴れ
快適な林道滑降と思いきや、クラストした雪面に意外と手こずってしまった。今回はルート判断がもう一つだっただけに、思いの外に苦労した山行となった。


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