ほたるとゆき

04-03
 
関西蛍雪山岳会
     
日程 行先 担当
9/5 不動岩 岩田
9/11 保塁岩 岩田
9/18〜20 南アルプス 鋸岳〜甲斐駒ヶ岳 村上
9/18〜19 沢登り 秋田
9/18〜19 御在所岳 岩登り 岩田
9/23 保塁岩 中尾
9/26 岩登り 飯窪
10/2 岩登り 村上
10/8〜11 韓国 仁寿峰 岩田
10/9〜11 北アルプス 鏡平〜双六岳〜槍ヶ岳 上原
10/23〜24 倶留尊山 飯田
10/30 六甲 全山縦走 川辺
11/7 ロックガーデン 岩田
11/14 ボッカ 村上
11/23 救助訓練 岩田
12/11〜12 八ヶ岳 岩田
     

例会日:

 

10月13日(水)
10月26日(火)


11月11日(木)
11月30日(火)


12月9日(木)
12月22日(火)


山行報告     :報告者
 

6/26〜27

救助訓練 岩田・秋田・川辺・村上・柳瀬・河嶋・石塚・・旭

まずは救助をする前に現在地を特定できなければならないので、関大の青山先生が行っておられた路迷いテストを実施。小屋のすぐ近くの山中に5つのポイントを設定し、地形図上にプロットしてもらいながら、北の方向を言い当ててもらいます。判定では…うーん、迷ってしまった人三名、完全に迷走している人一名。地形図と地形を照合する訓練が必要ですね。雨が降ってきたので屋内教場に移って講習。
ロープでルート工作を行う場合の屈曲部のランナーをどう取るかを講習し、セルフビレーの二丁がけの方法やセルフブレーキはオートブロックで行う等を行う。オートブロックは双方向にブレーキがかかるのとセット&回収が容易である事を教えるためにかっこよくカラビナ付きのシュリンゲをヌンチャクのようにザイルに絡ませようとしたら…カラビナが…肘に…うう…めっちゃ痛い…。あまりにかっこわるくてやせ我慢するが…全く不摂生がたたったとしか言いようが無い。
お次は、たたみ三角巾の作り方にみんな四苦八苦。次に骨折の固定の仕方を行うが、この辺から技術検討会になってしまう。銀マットで固定するのは良くやっているが、これをエアーマットで行ったらどうなるか?で、結果はなかなかのものでした。巻いてから空気を入れると血圧計状態になって、フィット感があり、しかもきっちりと固定されました。しかし、あんまり空気を入れすぎると血が止まっちゃいますのでご注意を。大腿骨骨折の場合にストックで作ったトーマスシーネをかける方法も講習しました。斜張りのシステムについても検討を行い、オートブロックでタイオフし、ストッパーはガルーダヒッチにして、回収用にマリナーにしておくと言う結論?さらには懸垂下降時の結び方を新人に教える場合は何を教えるべきか?と言う討議になりました。結論としては、やはり基本はダブルフィッシャーマンでしょう。そのほかは経験に合わせて応用力のついた人から教えていったら良いんじゃないでしょうか? 生兵法は怪我のもとです。8の字結びを変に結んでしまい、落ちてから反省したって後の祭りですからね。

7/3

府岳連主催のテーピング講習会 岩田

なかなか盛況で定員30名のところスタッフ入れて48名の参加でした。
内容はキネシオテープを使った筋肉補強・捻挫防止・痛み軽減・疲労防止・O脚・外反母趾・腰痛等に対応するテーピングとホワイトテープを使った足首捻挫の処置法でした。

7/5

保塁岩 岩田・柴谷・飯窪・橋本夫婦・村上

午前中は橋本夫婦、岩田-飯窪、柴谷-村上の3パーティに別れ中央壁の3級から6級クラスのまでの岩登りをする。午後は1軍(橋本夫婦、岩田-飯窪、)と2軍(柴谷-村上)に別れ1軍はサラマン、スカイフレーク、ナンバブラザーズ等のとはん。2軍は西稜ハングと4級ルート(ジグザククラック)を登り、軟弱2人組は歩いて早めに降りました。 村上は西稜ハングを初めてリードできご機嫌でした。まあ、あきらめずぼちぼち頑張ります。

7/25

大峰モジキ谷 飯窪 石塚 河嶋 
24日 21:00新金岡集合 → 23:00 モジキ谷出会 着 → ミニ宴会→就寝
25日 5:00一応起床 →二度寝+だらだらする+朝食+着替え→6:40入渓→8:00二俣 → 
9:00 18m大滝 →10:40 稲村ケ岳ピーク→12:55白倉谷林道→13:40みたらい渓谷→14:30モジキ谷出会

土曜日昼間の降雨(吉野大峰地域には警報がでていたそうだ)にもかかわらず、沢の水量はかなり少なめで、二俣を過ぎたあたりでほとんど枯れ沢状態になってしまった。所々、大きい滝の所では、かろうじて水を落としてはいるが、釜(といえるのか?この水量で)から溢れた流れはすぐに地中へと吸い込まれるように染み込んで消えてしまっていた。シャワークライム → 水のないガレ場歩き → シャワー を繰り返す内に、源流部に至っては、ついに完全に枯れてしまった。。。歩いていても、暑い!!泳ぎたい!!
しかも、水のない沢はルートファインディングがしずらい!どこがルンゼで、どこが本谷や??ちょっと登っては、「これちゃうんちゃ?」と言って戻り、また間違えて引き返しを繰り返しながら、足元の悪い中を汗だくになりながら稲村ケ岳ピークへ到着。なんと意外や意外、飯窪さんが大峰のピークを踏むのはこれが初めてだそうです。(もちろんこの河嶋もです。ピークどころか大峰初入山でした)ピークを踏みしめて、感慨にふけっているのもつかの間。。。大事な事を忘れてました。。。今日は降りる方が大変らしい。。。。モジキ谷出会に車を停めている我々は、当然ですが、そこまで戻らなければならないのです。
しかも、一般登山道を経由すると、どえりゃあ時間がかかるので、踏み後があるかないかもわからない「クロモジ尾根」を尾根伝いに降りていかねばぁならないのです。。。なにわともあれ、「何があるかわからんので先を急ごう」ってことで、靴を履き替え、登攀具をしまって、出発です。懸念されてたクロモジ尾根への分岐もすぐに見つけることができ、意外に(?)テープがビシバシ貼ってあって、「な〜んだ、わかりやすいやん」と思いつつグイグイ尾根を下へと進んで行ったのでした。んんが!しかし!途中でぷっつりと(あれだけビシバシ貼ってあった)テープが急に途絶えてしまった。。。見渡せど。。。なし!
しかも、あれだけはっきりしていた踏み後も、なんだかあいまいになってきたし。。。でも、まぁ、ここが「クロモジ尾根」であることは間違いないみたいだし、これを降りれば林道にぶつかるはずだから「とにかく降りよう」ということでそのまま足をすすめたのです。事件はそのとき起こった。。。
遠くから聞こえてくる乾いた音「パァン」「ん?」暫くしてまた、「パァン」
「え?なんの音?」しかもだんだん音は近づいてくる。。。というか、我々が近づいていってる?この音は。。。。もしや。。。。。鉄砲?そういやぁ、この辺は、シシ撃や鹿撃ちで有名だったっけ? おいおい!どうすんねん。危ないやんけ。「おーーい。ここ人いてまっせ〜!」 聞こえないか。。。そういえば俺笛持ってたな。「ぴぃー!」「ぴぃー!」大峰で今日の午後、谷に響き渡る笛の音を聞いた人。。。それは我々です。でも撃たれなくてよかった。。。(後で気付いたんですが、あれはどうも銃声ではなくて、自動的に鳴るようになっている鹿避けの空砲のようでした)びっくりしたなぁ。そんなこんなで、この尾根を下るのにけっこう時間がかかってしまったが(2時間)、無事林道まで降りてこれました。問題はそこから。。。駐車場まで戻るのに、せいぜい30分程度の
舗装道だろうと思っていたのが。。。。何故か。。。。2時間。。。これが一番こたえました。。
久しぶりにクタクタです。帰りは、天川の「天の川温泉」(大人入浴510円。安い!)につかって帰ってきました。キャンプ帰りの家族連れで(女湯は特に!入場制限をするくらい)混んでましたが、つるつるの泉質でよかったです。

7/31

乗鞍岳 飯窪一家

31日早朝、西日本では台風で大荒れの中、奥飛騨は晴れて穏やかな天候でした。
7時、ほうのき平よりバスにて畳平へ。
バスを降りると一変、ガスで白く視界を遮られ、寒い世界でした。歩き出すと徐々に風が強くなり頂上直下の稜線ではタケが倒されそうな強風でした。5才のタケは得意の「疲れたー」、「もう歩かれないー」と言いたいところだったでしょうが、次々に行き交うおばちゃんたちの「がんばってるねー」、「何歳なの?」などの声を聞くたびニヤニヤして元気はつらつ歩いてくれました。

8:00畳平発 8:30肩の小屋 9:40剱が峰(乗鞍岳山頂) 11:30 畳平着

7/24〜25

小川山 蛍雪: 岩田・秋田・村上・柳瀬 OB: 寺井・橋本夫妻
あすなろ: 古倉・加藤 OCS: 梅森 雲表: 阿部
 
この土日は久しぶりにクライミングなどというものを久しぶりにしてきました。春にも雨の中1本だけ小川山でフォローしたことがあったけど、丸1日、岩にミンミンとしがみついたのはさて、何年ぶりだろう・・・?とにかく秋に仁寿峰に行くために、せめてフォローにしてでもちょっと練習をせねばほっていかれるし・・・と思ったけど、簡単なルートですらもう喉カラカラ。。。
すっかり自信をなくして帰ってきました。会長を始め、村上、柳瀬と毎週ジムで練習しているメンバーはさすが!ですね。ひとつ発見したこと、クライミングは後片付けが『楽』ということ。沢はやっぱしあとが大変です。でも、こっちの方が私は楽しいなぁ。。

8/7

保塁岩 岩田 中尾 谷岡 宮崎 村上

夏合宿の最終トレーニングで保塁岩に行きました。保塁岩では岩田さん、谷岡さん、宮崎さんの3人組と中尾さん、村上の2人との2パーティに別れて1日トレーニングに励みました。村上は剱を意識してザックに10.2mザイル、登はん具、弁当、水2L、本とあわせて10kgぐらい?の重さにして登ることにしたのですがこれがあまりに重かった。中央稜のカンテ3級と中央クラック(4級)を登ったのですがもう腕がブルブルです。あまりのきつさに中尾さんに荷物を分散し(情けない・・・)、ダッコちゃんとチビッコハングを登りました。
岩田さんも荷物が重いときついわーといってはりましたので軽量化は重要やなあと感じた1日でした。昼から西稜ハングとクラックを登り、合宿の打ち合わせ→歩いて六甲下山→ちょっと1杯のつもりで飲んでいつの間にやらはしご酒・・(植木ひとし風に)とビールで乾杯し充実した1日を過ごしました。

8/28

比良・白滝谷 岩田・村上・柳瀬・石塚・河嶋・中尾・飯窪・十川・宮村・松村・照代 

林道を歩き、登山道途中から入渓。昨日雨が降ったのか若干水量が多く感じた。出てくる滝をできるだけ水線通しに突破を試みるが水量多くて水圧に負けることが多々あった。飯窪さん、河島さん、石塚さん、十川さんは果敢に中央突破を目指していた。前回遡行した時にはロープを出した覚えがなかったが15mの滝でフリーソロで登り後続のため補助ロープをフィックスした。夫婦滝は2条の滝で片側が涸れることもあるらしいが今日はさすがに轟轟と激しい勢いで水を落としていた。ここで遡行終了で白滝山経由で下山した。過去の印象から非常に簡単な沢だと思い込んでいたが意外とそうでもないことがよくわかった。
 

編集後記

〜今回も家族ネタ〜
前にも書きましたが、私は今 京都の客先に滋賀県の実家から通っています。本来ならば週末ぐらいは三田の自宅に帰りたいもの。しかし、9月は1ヶ月間でとれた休みが1日だけ。もう単身赴任と変わりません。職場の仲間にも「今日も実家に帰るのか? たまには自宅に帰ってやれよ。」と言われてしまいます。
で、久しぶりに夜中に自宅に帰り着く。風呂に入って晩酌をして、家族3人が寝ている横にもぐりこもう
とした。(我が家では、全員揃ったときは ベッドを2つくっつけて4人並んで寝ている)

そしたら、俺が以前に寝ていたスペースには

              当然の様に猫が寝ていた 

のいてもらおうとして、つついたら「ウニャ。」と心外そうに俺を睨んだ。

高校時代(山岳部)の同窓会が8月にありました。何とか休みを取って出席したのですが、私達の世代と言うのは子供がそろそろ大きくなってきて子育ての忙しい頃に中断していた山登りを再開したり、また家族を連れて登ったりしはじめる頃の様です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でも、僕には関係なさそう。


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