ほたるとゆき

04-02
 
関西蛍雪山岳会
     
日程 行先 担当
6/5 六甲山の谷 川辺
6/6 飯盛山 上原
6/13 和泉山脈ハイキング 秋田
6/20 合同救助訓練 岩田
6/26 岩登り 岩田
6/27 救助訓練
7/4 岩登り 岩田
7/11 比良の沢 村上
7/17〜19 中央アルプス縦走 or 北アルプス霞沢遡行 川辺
7/18 岩登り 岩田
7/24 沢登り 上原
7/25 岩登り 飯窪
7/24〜7/25
錫杖岳 岩田
7/31〜8/1 沢登り 秋田
8/8 夏山合宿トレーニング 岩田
8/11〜15 夏山合宿 剱岳周辺 岩田
8/28〜29 キャンプ大会 比良の沢 岩田
     

例会日:

 

6月9日(水)
6月17日(水)
6月24日(水)

7月13日(火)
7月29日(木)


8月25日(水)


山行報告     :報告者
 

2004年元旦

那須岳 櫻井

MTジーンズスキー場より 山スキー で行きました。中の大倉尾根を進み朝日岳からの主稜線に合流しる手前でアイゼンに履き替えました。上部は強風はなはだしくルートは明瞭だがウインドクラストと這い松帯の吹き溜まりが交互に現れ腿まで潜ったりカリカリでアイゼン必要な所だったりで難儀する。視界は微妙にホワイトアウトの少し手前。結局三本槍岳までもうすこしの所で引き返しました。

1月2日 箱根 金時山  櫻井

いやはやこの山からの冬の富士山の眺めは素晴らしいです。箱根 丹沢 甲斐の山は冬の木漏れ日のハイクがいいです。たいてい快晴に恵まれます。

3/20

取立山  上原

雪が締まっているのでスキーをかついでツボ足で登り出す。結局最後までシールは使わなかった。ほどよくクラストした斜面を順調に登る。意外に早く山頂に到着。去年の1月に来た時はラッセルで3時間以上かかったが、今回はその半分ほどで着いた。
山頂からは白山山系、赤兎山、大長山、経ヶ岳、そして先週登った銀杏峯と360度の大展望を満喫した。帰路の雪がゆるむまで山頂エリアを滑る。西側の1339mピークでは白山がより身近に見える。ここから取立平へ滑り込む。5月になるとミズバショウが咲き乱れる所だが、今は雪原で避難小屋もほとんど埋もれている。滝谷源頭部を経て山頂に登り返す。好天のせいか、続々登ってくる。
そろそろ雪がゆるんだころ、往路を引き返す。登山者を避けながら慎重に滑る。下部は林道滑りとなり、間もなくいこいの森へ到着。残雪期の取立山もそこそこ楽しめた。

3/28

藤原岳 河原  柳瀬 谷岡
 一日お日様に照らされながらのお花見ハイキングが出来ました。が、おそれていた雪解け後の泥濘に靴からパンツから泥んこになってしまいました。

3/30〜4/1

甲子山 櫻井
 3日間連休を取り関東近辺の山に行ってきました。29日夜9時に京都を出る電車で 東京経由で 福島県の新白河へ。レンタカーで甲子温泉に入り 尾根伝いに甲子山へ登りました。雪が軟らかくワカンを付け通しでした。人が入った形跡がほとんどなく 途中で熊の足跡と思えるような どでかい穴がいくつもあり びっくりしました。甲子山に着くと 旭岳の勇姿が眼前に。あれに登るには 坊主沼を回りこんで 南の尾根から取り付かないと無理か。今日の軟らかい雪ではとてもたどりつけそうにない またも旭岳は遠い山になってしまいました。でも ワカンを履き続け トレースのない東北の辺鄙な雪山を歩いてると またぎにでもなったような気分になりました。
谷川岳 櫻井
 東京の実家から31日最終電車で土合へ。駅寝して朝起きると風が強い。 上越国境の山を早い雲が流れている。あやや〜今日の谷川岳は荒天か?すこしがっかりしたものの 取りあえずロープウェイ乗り場へ行き 様子を伺うことにする。すこし待っていたら 上空の風もわずかずつ弱まってきている。天気は良くなるぞと思い 決行の意思を固める。時間のロスで西黒尾根は諦め 最速の天神尾根ピストンにいま思えば 安直なルートチョイスだったが 最も確実に登頂できるルートなので選択した[いかん また軟弱ぐせが始まった]。雪が軟らかく潜るが 幸い 2〜3人先行者がいる。やはり 踏み跡のある山は ありがたい 楽だ[いかん また軟弱ぐせが]2時間強で山頂に達し
た。うーん。上越の山も壮観だ。朝日岳〜巻機山の稜線 あれは魅力的に見えた。いつか 行きたい。忠実に往路引き返し土合から越後湯沢に出特急で帰阪の途につきました。

4/10

六甲山 柳瀬 宮崎 村上

柳瀬さん、宮崎さん、村上、村上恵美の4人でぼっかに行きました。 
朝、家をでようとすると嫁はんからぼっか誰が来るの?と聞かれ3人や。と答えると「それは少ないなー。よし、恵美をつけよう」と言い出し、いきなり娘の恵美を叩き起こし山に行って来い!との命令が出ました。恵美が「眠たいし、しんどいから嫌や」と断ったので父さんは家を出たのですが、宝塚の手前の電車の中で携帯がなり今から恵美を山に行かすから宝塚駅で待っていてくれとのこと。
結局4人で行くことになりました。嫁のぼっかへの協力なのか?子守をしろ!というのかよくわかりませんが、駅のホームで水道の蛇口を見つけ、用意してあったペットボトルに水を入れます。柳瀬さんが20K,村上が30K、宮崎さんが12Kで宝塚の駅からぼっかがスタートです。
村上は30Kgにしたのですが、うっ・・・やっぱ重いです。宮崎さんにためしに持ってもらいましたが立ち上がることもできません。ダークな気持ちでスタートしましたが、天気もよく恵美がしゃべりまくりちょっと気が晴れます。途中で恵美の相手をするのが面倒になり宮崎さんにお任せします。
約1時間で塩尾寺、汗がぼとぼとです。ここで村上と柳瀬さんはアイゼンをつけ登ります。大谷乗越で昼飯を食べたのですが、恵美がおやつとみかんの缶詰を持ってきており、母から渡されたのこと。ありがたい思いでみかんを食べます。新緑が大変きれいで、木陰は涼しく(日差しは大変きつかったですが)六甲の山のよさを再認識しました。
その後、船坂峠を越え、山頂手前で大休止です。情けないことに足が出ずはぁはぁと息を調整する事も度々で体力不足を痛感します。山頂手前の自動車道より有馬へ下ることになるので、荷物を捨てて・・・と柳瀬さんに話したのですが、柳瀬さんはせっかくやから有馬までぼっかしたいとの事。君はえらい!村上は30Kだったので6KG程水を捨てさせてもらい、またそこから有馬まで下りのぼっかです。有馬には4時ごろ(だったと思います)に着きました。結局1日充実した思いで終わりました。宮崎さん、1日子守ありがとうございました。有馬では金の湯につかり疲れを癒してバスで帰りました。

4/11

飯盛山 中尾 河原 秋田 
コースタイムではみさき公園駅から飯盛山までは2時間20分。予定ではここでちょうどランチタイムとなるので、のんびり太平洋を見ながらお弁当を食べるつもりであった・・・が、やっぱり!背中の荷物が軽すぎた!!  ヒョイヒョイと歩いていって、コースタイム1時間の所にある提灯講山が結構遠いなぁ、などと思っていたら実はあっという間に通り過ぎていて、もう飯盛山は目と鼻の先。これではとてもお昼ご飯の時間だぁ〜などとは言ってられない。結局コースタイムでは3時間40分かかるところの札立山まで行ってしまった。迷路のような地図を見ながら、後半の計画を変更し(当初はJRの六十谷駅に下りる予定)、俎石山を通って箱作に下山。ターボ秋田、サイボーグ中尾は健在だった!!
 ちょっと時期遅れではあったが山桜の花びらが雪のように散っている道中に、スミレ、ショウジョウバカマ、ミツバ(?)つつじなどが更に彩りを添えてくれ、春の1日を満喫できた山行であった。

5/1〜5/3

三嶺〜剣山 村上 川辺 田中 宮崎 

ついに 初めての縦走に、初めての食事当番、大丈夫かしらん…と不安を抱えながらも、高知ののどかな風景と快晴に 心も上々です。大阪から9時間かけて到着した 光石からの登りでは美しい渓谷の道が続き、透き通る川の水に 心洗われます。と、調子がよかったのは始めだけで、荷物が重すぎたせいかすぐにバテだし、足が重くなってきました。ついには個人装備まで持ってもらう始末。犬のように舌を出して「ハッ、ハッ」と息を切らせあ〜ダメダメダメ子さんだぁ〜と情けなくなりつつひたすら一歩一歩 進むのみです。お亀岩までの登りが私にとっては とても長く、「三嶺までが限界だ〜、白髪小屋なんて とても想像できないや」と思っていたのに、どうにか 白髪小屋まで到着できてなんとも うれしかったです。ずいぶん時間はかかりましたが…。
辺り一面は、まさに笹王国で風も心地よく四方にそびえる山々の姿といい、感動もんでした。今となっては、それも過去のことなのが 不思議な感じです。
2日目は 肋骨状の層雲の予告通り、くもり時々ちょっと雨な一日でやっとの思いで登った、次郎笈での景色が 霧で真っ白だったのは残念でした。そして、ようやく今回の最高地点、剣山に到着。昨日、向こう側(三嶺)から見ていたあの山(剣山)の所まで来たんだ、自分の足で!と感激しつつも、風のきつい山頂とは足早にさよならして見の越へ向かいました。見の越から 夫婦池までの車道は 長くてつらかったです。でも目的地を延ばしたことで、国民宿舎のお風呂に入れて幸せでした。3日目の行程も楽になったし。
 3日目の、夫婦池から つづろ堂までの下りは天気にも恵まれたせいか、ほんとに気持ちのよい山道で
山の空気にとけ込みたくなるような 気分になりました。つづろ堂では、バスを待つ間にマルタイラーメンを一杯。最後には 徳島での市内観光までついて、四国を満喫してきました。
 

編集後記

今年度から、編集部に下記のお二人が加わりました。
谷岡さんと、飯田さんです。
これから一段とパワーアップして、皆様におとどけしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
し・か・し
私が「編集後記」を書いている限りは山の話題になる分けもなく、
職場ネタ、とか 貧乏ネタ はたまた家族ネタ 等で紙面が汚れていくのでした。
今回もまた、いわゆる「病気ネタ」と言うやつで、登山とかスキーをこよなく愛される健康な皆様にお送りするのは気がひけるのですが、興味のない方は読み飛ばしていただく、と言うことでお願いいたします。

 私はコレステロールが高いのです。半年に一度の健康診断でも毎回、ひっかかっております。問題がなければ“A”判定となるのですが、10年ぐらい前からずっと“B”判定(ちょっと気をつけないといけないよ。と言うレベル。ちなみに判定は“A”が問題なし。で、順々に悪くなって行き、“F”まである。)でした。で、なるべく卵を食べないようにしたり、揚げ物のおかずを控えたりしたりしていたのですが、一向に良くなる気配がありません。それどころか、不規則な生活と運動不足が悪影響をもたらすせいか、ここ2年ぐらいはさらに悪化する傾向です。前回には“C”判定になり、やばいなぁと思っていたら、今回はなんと“E”判定をつけられてしまいました。若い頃は全て“A”判定で、職場で“E”の人がいたりすると「良くこの人は普通に仕事していられるなぁ。ほっといたらすぐに死ぬのではないか」と思って居たりしましたが、いざ自分がその状態になって見ると、別になんの事はない。血がどろどろでうまく流れていない気がするとか、すぐに頭の血管が切れそうと言う事も無く(どんな自覚症状だ)、今までどおりに仕事を続けております。その他、肝臓の「総ビリルビン」とか言う分けの分らない項目でもひっかかる様になって来ており、たとえそれら内臓系の症状が登山に関係なかったとしても、右ひざの炎症は以前続いておるわけで、こうなって来ると健康状態を何も気にせず山に登っていた頃が「何もかもみな懐かしい・・・・」と思う今日この頃です。

ちなみに、この様な状態でも前述の通り仕事は以前と変わりなく続けており、若い人たちに比べると遅刻や欠勤はむしろ少ない方です。この為、職場では

縁の下の病気持ち

と言われて、頼りにされております。
ま、蛍雪会員の方々には健康管理にも気を配られて、引き続き楽しい登山生活をお送り下さい。
(・・・みんな本当に何も問題ないのですかねぇ。そう言えば昔、N広さんが酒の飲みすぎと甘いものの食べすぎで病気になっておられましたが、他の人は生活習慣病みたいなの、なってないですか?Uさんとかは見るからに問題なさそうですが、会長とか、Sさんとか、Mさんとか・・・そろそろいかがですか・(意味不明))


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