ほたるとゆき

04-04
 
関西蛍雪山岳会
     
日程 行先 担当
11/3 不動岩 岩田
11/7 ロックガーデン 岩田
11/14 ボッカ 金剛山 村上
11/21 蓬莱峡 村上
11/23 救助訓練 岩田
11/28 不動岩 岩田
12/4 蓬莱峡 村上
12/11〜12 八ヶ岳 岩田
12/12 アイゼン トレーニング 村上
12/18〜19 冬山プレ合宿 村上
12/29〜1/1 冬山合宿 槍ヶ岳 村上
     

例会日:

 

1月12日(水)  第6研修室
1月25日(火)  第6研修室

2月08日(火)  第3会議室
2月23日(水)  第7研修室


3月08日(火)  第3会議室
3月23日(水)  第7研修室


山行報告     :報告者
 

7/12

大峯・山上ヶ岳 櫻井

地元は吉野・大峯・熊野古道等の世界遺産指定が、話題盛りみたいです。この山上ヶ岳という山の女人禁制は、どうなるのでしょうか?世界遺産指定の機に、修験道発祥の地としての伝統重視の考えをさらに強調するのか、はたまた、注目を浴びる以上、不合理な差別として撤廃される可能性はあるのか。個人的に興味があります。山は静かで、本堂や宿坊付近は原生林とあいまった独特の雰囲気が心地よかったです。

7/23

中ア・百越山(途中まで) 櫻井

23日夕方より、大学時代からの付き合いで、岐阜県中津川の老人ホームの夏祭りのボランティアに参加するため、昼間時間があったので近くの山をちょっと歩いてきました。中央高速松川ICより、シオジ平という所まで車で入り、百越山方面に登って行きました。体調不良のため途中で引き返しましたけど、沢沿いの道だったので、中アの急峻な渓相を楽しむことができました。

8/24

伊吹山北尾根 櫻井

夏の終わり頃にもかかわらず、随所にお花畑がありました。北尾根は、道があまり良くなかったですが積雪期には気持ちの良い尾根になりそうですね。暑さバテしてしまいました。

9/3〜9/4

穂高 櫻井

初日は11時間半行程でした。上高地を朝6時に出発、横尾までは森林浴しながら軽く流し、涸沢へ向かう。屏風岩が度迫力ですね。涸沢小屋のベンチで30分休憩後、北穂高方面へ向かう。南稜の急登で息があがってしまい、亀足になり北穂高岳頂上に到着。今日はここでテントを張るつもりでしたが、2時半という早い時刻と天気が良いことから、穂高岳山荘まで足をのばすことにした。しか〜し、涸沢岳との鞍部まで来たところで、吐き気に襲われダウン。やはり、体力不足を痛感する。でも、こういった気楽な歩き山行の時こそ、体力・持久力をつけるチャンスだからと、もうひと頑張り!17時に、夕暮れ前の穂高の峰々の大観が迎える、涸沢岳頂上へ着いた。なんか清々しい気分でした。翌日は、標高2700m位から上部はガスで、奥穂高・吊尾根経由で上高地へ下山しました。

9/4

比良 八池谷 松村

駐車スペース(07:15)〜林道〜入渓(07:45)〜大摺鉢(08:20)〜貴船の滝(08:40)〜七遍返しの滝(09:20)〜広谷小屋(10:35〜11:05)〜夏径〜大摺鉢(11:40)〜登山道〜ガリバー旅行村(12:00)〜駐車スペース(12:20) 比良で奥の深谷と名渓の名を二分する八池谷を単独遡行して来た。黒谷の鴨川沿いの林道舗装部終点の駐車スペースに車を止め、暫らく林道歩きをして八ッ淵の滝群下流の堰堤から入渓した。今回の単独山行にはそれなりに慎重に構えてはいたものの、入渓時には初見の沢であるためかなり緊張した。 入渓して最初は水量が多いことが気になったが、比良一番の水量を誇る水域の沢である事を考えるとうなずけた。ガリバー旅行村からの登山道交差地点を過ぎるとすぐに魚止めの滝が現れる。これは右側を簡単に直登し緊張が解きほぐれる。以後両岸の切り立ったゴルジュに突入し、すぐに障子の滝10m。2段となっており滝の左側には滝を見る為のルートがあるらしく、真新しい鎖と黄色の滑り止めの付いたステップが設置してある。できるだけ人工物には触れずに登ろうとするが軟弱精神ですぐにお世話になる。一端巻道に出て再びゴルジュの中へ。しかし朝早く水に浸かるのをためらい泳がずに通過しようとしたためすぐに巻道へ逃げてしまった。登れる所は簡単に登れるのだが、登れそうにない所はとことん手が出ない。
一端ゴルジュが途切れ再びガリバー村からの登山道が横切ると、大摺鉢・小摺鉢のナメ滝が心を和ましてくれる。その後再びゴルジュとなり廊下の奥に屏風滝とその上にCSの滝が見える。これも登攀は無理なので左の巻道でパスすると、晴れ間が出てきて30mの貴船の滝が虹を架けて現れた。暫しぼーっと眺めた後、右側の鎖場を鎖を使わずに登る。そして滝の落口でのんびりと休憩。 その後深いゴルジュはないが滝は要所に現れ、CS6mの滝では右岸側壁を登ろうとしたがもう一歩の立ち込みが怖くてできず途中で諦め、その上を通る巻道にまたしても逃げる。七遍返しの15m斜瀑を快適に登り、6mの直瀑まぼろしの滝の前には「これより核心部、初心者だけでの入山禁止」の札がぶら下がっており、簡単にしたルートでここまで連れて来ておいて引き返せってか?と思わず口走った。下流部のゴルジュが核心部でなくて、遡行図を見てこれから先はそれほど大きな滝場のない上流部が核心部?おかしな話だ。このまぼろしの滝の右側にはロープが張ってあったが使用せずとも登れた。暫らく平流となりすぐに釜に大木が突き刺さっている一枚岩の右側を落ちる3m滝に着く。この一枚岩の模様が洋菓子のバウムクーヘンのようであるとネットの報告を読んでいてなるほどぴったりの表現だと感心する。深い釜に浸かれば右側を登れそうであったが軟弱にもこれまたロープの張ってある左側を登る。再び平流となり終わりが近いと思った時、広谷の登山道に出た。 終わってみると非常にあっけなく、入渓時にあれほど緊張していたのが嘘のようだ。広谷の小屋まで歩き大休止とともに靴を履き替える。時間が早かったためかここまで誰とも会わなかったが沢沿いの夏径下山時には一般登山者がワンサと登ってきた。


9/4〜9/5

剱岳  河嶋

室堂から雷鳥平へ、そこから雷鳥坂を別山乗越へ直登するおきまりの最短コース。テン場到着が、9時40分。1時間50分でついた計算。剣山荘前を経由して、別山尾根を登って行く。言わずと知れた定番ルート。もうちょっとビシバシとペンキマークがついているのかと思っていたが、案外少ないので以外だった。登りだすとすぐに雲行きがあやしくなってきた。。。。さっきまであんなにくっきり本峰が見えていたのに。。。みるみるガスが湧いてきて、どんどん視界が悪くなってくる。一服剣あたりまできた頃には、一面ガスの中。視界10m程度まで落ちてしまった。まぁ、元々曇りやって言うてたんやから。。。雨が降らない事だけ祈ろう。。。しかし、そのささやかな願いも届かず。。。。すぐにポツポツきだして、前剣あたりまできた頃には、(ほんとに)どしゃぶりって言える程の雨。本峰から下ってくる人は多数あれど、登って行く人はだれもいない。下でこの雨だったら、きっと登らないだろうなぁ。って程の雨。しかも風もきつい。その割に視界は開けない。前剣を越え、核心部に取り付く頃には、(わかりやすく表現すると)今まで実際に入った事はないけど(^^;)、洗車機の中に入っているような雨。カッパのフードの隙間から雨が風に吹かれて耳の中に入ってくる。雨がバチバチあたって顔が痛い。上からか?下からか?横からか?どこから雨が降ってきているのかわからない。冬で言うなら猛吹雪?岩場も水が流れて、岩を登っているのか?滝を登っているのか?チェーンもずるずるで滑って怖い。でも、ここまでせっかく来たのだから、せめてピークを踏んで帰りたい!その一心で、(ずるずる滑りながらも)必死によじ登っていったのです。(ガスで視界がきかなくて、足元が全然見えなかったのが今考えればかえって良かったのかも^^)長く続く核心部。これが本で読んだ「カニのタテバイ」か?それにしても長いなぁ。鎖、鎖、また鎖、そしてはしご、鎖。。。。本峰はまだか?


10/16

大峰・川迫川支流白子谷  松村 照代  田中

大川口(8:55)〜川迫川徒渉入渓(9:20)〜鉄山直下支谷出合(10:45)〜二股(11:10)〜支谷出合(11:30)〜稜線(12:55〜13:35)〜鉄山(14:05)〜大川口(15:10) 田中君を連れて10年以上昔に初めて沢登りをした大峰の初級の沢白子谷へ。天候は先週までとはうって変わって快晴沢日和。放射冷却のため気温はさすがに低く、8時半頃大川口に到着した時には外気温は10℃を切っていた。時間が少し遅れて大川口到着時にはすでに釣師や一般登山客の車が多数駐車しており、橋の上流側の路上駐車のスキマに車を止め身支度後R309を少し戻る。川迫川を徒渉して白子谷出合の斜瀑へ。水量は普通、水温もそれほど低くは感じない。(全身濡れたら話は別だと思うが・・) 下流部の斜瀑群を快適にこなし中流域のゴーロ帯で休憩。天気がよく紅葉もはじまりつつあり非常に気持ちが良い。田中君は大自然の美しい風景への憧れから山を始めようとしているらしく自分と山を始める動機に重なるところがあってなんとなく嬉しい。 鉄山への涸谷を左に分けた後この谷のハイライトのナメが始まる。程よい傾斜で何の問題もない。田中君は前回の奥の深谷で懲りたのか今回ウェットスーツを着てきており果敢に水流に突っ込んでいく。バランスが非常に良いので見ていて危なっかしさを全く感じさせない。日差しが眩しい5mの滝でナメは終了しその後は弥山と鉄山の稜線へ上がる支尾根を左に見ながら急傾斜の涸れた支谷を登る。ガレの急登が終わると自然に支尾根に乗り、すぐに登山道の走る見覚えのある広場に出た。ガスがかかっている時は迷いやすいのだが、今日は快晴で鉄山への稜線も目の前にクリアだ。 暫しこの広場でのんびり休憩した後鉄山へ大峰らしい不明瞭な木登り登山道を歩き、鉄山からは急斜面の登山道を下る。帰路紅葉にはまだ早い御手洗渓谷を散策し、洞川温泉で汗を流した。こんなに天気が良いのなら計画をしっかり練って泊りか日帰りの沢2本にすればよかったとちょっと後悔した山行だった。


11/6〜11/7

大峰・池郷川上流  松村 照代 谷岡 田中

11/6(土) 前鬼不動七重滝展望台に車デポ(6:50)〜池郷林道ゲート前(8:00)〜夏径〜ヨコテゴヤ谷(8:55)〜池郷本谷入渓(9:15)〜正法寺谷出合(10:20)〜カケス谷出合(11:50)〜ケヤキ谷出合(13:05)〜BP(小池宿跡付)(13:15)11/7(日) BP(8:10)〜堂ノ谷出合(8:20)〜池ノ谷出合(8:45)〜本谷〜天狗山直下支谷(10:00)〜天狗山(10:40〜11:15)〜奥駈道〜太古ノ辻(11:50〜12:35)〜前鬼(13:25)〜前鬼不動七重滝展望台(14:30)〜デポ車回収(16:00) 今回の山行は親しい大阪わらじの会のH夫妻に誘ってもらい計画したもので今年の沢登りの締め括りとしては最高の泊りの山行となった。二日とも好天に恵まれ、紅葉とナメの饗宴をのんびりと堪能し、久しぶりの焚火を囲んでの宴もやはりいいものだ。特に関西蛍雪新人の田中君にとってはクライマーH夫妻の二人の後を終始追い続け、この時期の泳ぎをモノともせず、初めてのツエルト泊と焚火の沢泊を初体験し、沢の詰めでは読図に精を出し、実に身のある山行になったことだろう。11/6(土)快晴 前日谷岡さんと田中君を21時に大阪駅で拾って翌朝にH夫妻と待ち合せ場所とした道の駅「吉野路上北山」に急ぐ。予定より早く到着したので駐車場で張ったテントで軽く宴会して就寝。 翌朝テントを撤収して一路下山地点の前鬼へ2台の車で向かった。前鬼林道は台風の影響でかなり荒れておりデポ予定地点のゲートまで到達できず前鬼不動七重滝展望台で松村号をデポする。H号に乗り換えて池郷林道を進むが前鬼林道ほど荒れていなくて予定通りゲート前まで到着。  朝食を摂って出発。林道途中から夏径を大又谷に向かって下降してゴルジュの終わった平流地点で徒渉し、続けて池郷本谷右岸に伸びる夏径を支谷であるヨコテゴヤ谷まで歩く。気温が低いと思っていたがここまでで結構な汗をかいた。本谷まですぐの下降でいよいよ本谷の遡行開始だ。谷幅は広くて非常に明るい。花崗岩と紅葉とエメラルドグリーンの流れが昇ってきた朝日に照らされてこれまたとても美しく暫し立ち止まって見惚れてしまう。水に足を浸けてもそれほど冷たくはない。晩秋の沢登りとしては絶好の条件だ。 大した悪場もなくナメや小滝を快適にこなして正方寺谷を左に分け、さらに進むとカケス谷の手前でこの谷唯一のゴルジュが小滝の大釜から始まった。上半身まで浸からないと進めそうにないこの釜をH夫妻と田中君はかぶり気味の右岸をバランス要求される微妙なへつりで突破。さすがだ。我々3人は右岸ルンゼから巻きにかかり、落ち着いた場所から見下ろすと3人がロープを出してこの谷一番の10m滝を登る準備をしていた。私も滝を登りたかったがこの位置からでは懸垂下降で降りるしかなく面倒くさいのでそのままこの10m滝とカケス谷にかかる10m滝そしてその上流にある5mの滝をまとめて巻く。5m滝の落口上部に川床へ下降するためのFIXロープが垂れ下がっておりこれを使わせてもらった。川床へ降りて落口から3人の様子を確認しようとしたがよく見えず、5m滝は巻いたのかと思っていたらHダンナがずぶ濡れになってロープを引っ張って滝の落口から上がって来た。シャワークライミングになったのかと聞くと、5mの滝に取り付くのに釜を泳いだと言う。げっ!後続の2人も全身水浸し。11月のこの時期に泳ぎとはたいしたもんだ。田中君の着ているようなウェットスーツを着ていたら私もトライしたかもしれないが今日は行かなくて良かったと真剣に思った。気温が低くなく日差しが十分なのでそれほど寒くはないだろう(?)が充分日光に当たってから再出発した。ゴルジュはその上部の5m滝で終わり、その後渓相は穏やかで単調なゴーロになりケヤキ谷を過ぎたところから本日の幕営地を探す。といってもこの辺りはどこにでも大型テントが張れそうな快適なブナ疎林の平坦地で、アゲ谷手前小池宿跡の台地状地形上をビバークポイントとした。標高は約980m。時刻はまだ13時を過ぎたところでのんびりとテントとツエルトを張り、豊富な乾燥薪で焚火をおこし15時にはベトナムビールで乾杯、早々宴会に突入した。H夫妻は現地調達食材として茸を考えていたようだが、どうやら時期が遅かったようだ。夕食をとり時間がたっぷりあるにもかかわらず酒の量がやや少なくセーブしつつ焚火を囲んだ。それでも葉の落ちた枯枝の間から見える満天の星空の下、鹿の鳴き声が響く静かな夜に至福の時が流れた。11/7(日)快晴  翌朝いつもの時間に目が覚め早速焚火をおこす。今日も快晴のようだ。昨夜は予想に反して寒くはなく快適に熟睡できた。(自分はそう感じたがシュラフが温かかったからだと寒くて眠れなかったという嫁さんに指摘された。田中君も明方寒かったそうだ。)焚火を囲んで朝食をとり、出発準備にかかる。
 8時過ぎに出発。今日は稜線に詰めるだけだが、昨日はほとんど標高を稼いでいないためこれから傾斜が一気に増して辛い登りとなるだろう。予想通り平坦な本谷を一時間も歩くと急傾斜のガレ場となった。水の涸れる前に飲み水を確保し落石に気を使いながら進むと天狗山へ突き上げる谷の出合で本谷を捨てる。急登で左側の尾根に逃げて岩と木登りで以外と早く予定通りのルートで天狗山のすぐ北側の奥駈道のコルに出た。三角点のある南峰に寄ってから笹原で眺めの良い北峰で大休止。風も無くとても穏やかな天候だ。デポ車の回収のことを考えると時間的に釈迦ヶ岳まで行くのは難しいと判断し(というのは言い訳で単純にしんどいのでやめただけ)太古の辻からすぐに前鬼に降りることにした。体力の有り余っている田中君は釈迦ヶ岳に行きたい様子だったのでせめてもと、太古の辻で目の前に見える大日岳まで行ってきたらと促すと谷岡さんと2人で空身で往復した。 2人が戻ってきたところで先に降りて行ったH夫妻を追いかけて嫁さんが走り出した。下りの途中、釈迦ヶ岳を往復するという秋田さんの知り合いのご夫婦に谷岡さんが気付き言葉を交わしてすれ違う。前鬼の直前でH夫妻に追い付き、さらに前鬼宿坊のご主人と言葉を交わした後、台風で荒れ果てた前鬼林道をのんびり歩いて観光客の車が多い七重滝展望台のデポ車に到着。 先に女性を「きなりの湯」で落としてからデポ車の回収に向かう。やはり帰路に着く時間が遅くなったが、今年の沢の締めくくりとしては大変満足なものであった。


11/14

金剛山・ダイヤモンドトレール(ボッカ訓練) 村上 秋田 谷岡 柳瀬 河嶋 松村 照代 田中

紀見峠(9:05)〜山ノ神(10:00)〜西ノ行者(11:00)〜行者杉峠(12:05〜12:30)〜千早峠(13:15)〜中葛城山(14:20)〜金剛山キャンプ場(15:15)〜葛木神社(16:05)〜登山口バス停(17:00)    (松村)これがボッカ!?(第1、2ピッチ) 第一ピッチ、第二ピッチはホントしんどかったです。最初の第一ピッチはなれない30kg(もうちょい軽かったかな・・・)の荷物にやられ、第二ピッチは急登の木階段にやられ、喋ったり周りの景色を見たりする元気はほぼゼロでした。「行く前までは体力もある方やし、なんとでもなるやろ」と軽い気持ちだったんですが、いきなりやられました。なんだか、ちょっと前に会長に連れていってもらった岩登りと同じような展開か?と少しへこみました。村上さん、河嶋さん、柳瀬さんは余裕がありそうでさすがだなと思いました。 すこし慣れました(第3、4、5ピッチ) 第三から第五ピッチの終点、伏見峠までは体もだいぶ重みになれてきたのか、傾斜が緩くなったのか、とにかく第一ピッチ、第二ピッチほどのきつさは感じませんでした。心に余裕が出て、照ピーさん、河嶋さんと「人名、地名しりとり」をしたりして楽しく歩きました。荷物の重みで頭まで麻痺しているのか、ちょっとした事でもエライ楽しかったです。景色も途中、奈良側の展望がバッと開けているところがあったり、紅葉が結構きれいなとこがあったりとなかなか良いとこでした。次回のボッカでここに来ればもうちょっと余裕が出て更に楽しめるかなと思います。 (第6、7ピッチ下り) 最後の方はビールばかりが気になってたいして覚えていませんが、伏見峠のキャンプ場での紅葉と雲がキレイだった事が印象的でした。下りはいつものように照ピーさんが飛ばしてみんなそれについていき、山頂からなんと約30分でバス亭までついちゃいました。帰りに村上さんが言っていました、「一人速く歩けるんじゃなくて、八人でこのペースでボッカを出来たのは凄いなー」と。僕にはよくペースがわかりませんが、紀見峠を九時に出て、17時にはバスに乗るというペースで八人とも遅れずに歩いたのは確かに凄いのかなと思います。今度から「蛍雪ボッカ軍団」を名乗りましょう!きつい事をすると妙な連帯感が生まれますよね。


11/21

蓬莱峡 岩田 村上 河嶋

今回もお天気も良く、前回のロックガーデンほどではないにせよ動くと少し汗ばむくらいの陽気でした。さすがに冬山シーズン直前、アイトレの名所ということもあり、朝から沢山の人で賑わっていました。到着とほぼ同時に大屏風の前で会長がACSの梅森さんを発見して、合流。そのまま砂山へと向かい歩きの練習。ザクッ、ザクッと砂に食い込む感触がなんとも言えません。初蓬莱峡の私、ちょっと快感。。。この感触が本番の雪山そっくりなんだそうです。暫く砂山で登ったり降りたりを繰り返した後、村上さんお気に入りの「虎の穴」へ。。。。実は、先週のボッカの時から、村上さんに、来週は「虎の穴」へ連れていってやるからなぁ。楽しみにしとけや。と言われていたので、どんな所かちょっとドキドキしていたのです。ボッカから帰って、ネットで検索をしたりもしてみたのですが、Hitなし。。。想像はますます膨らむ。ひょっとしたら、そこは、岩の祠みたいなところで、そこにたたき下ろされて、暗い岩陰をよじ登らされるとか。。。その穴が虎の口の形をしているのだとか。。。実際行って見ると。。。なぁ〜んや。まだ経験のない人は、是非村上さんに頼んで連れて行ってもらってください。 で、その秘密の「虎の穴」で○×△◇※をした後は、少し泥がかたまったような斜面を(会長が)見つけてはアックスを使って攀る練習。会長はさすが!綺麗に攀る。でも、何故か次に私が攀ると。。。。バサバサっと崩れる足場。。。。あかん!形が変わってしもうた!あとに登った、村上さん梅森さんスイマセンでした。 その後、例のOM方式の練習をして、大屏風の正面の長いルートを二ピッチで攀って、夕方から用事のある私と村上さんは会長と梅森さん(それと昼前にやってこられたACSのもう一人別の方)を残して2時過ぎで下山しました。今回思ったのですが、夏場大阪城へ通ったお陰で、攀る事に対する練習は少しはできているのかもしれないのですが、そこは所詮ボルダー。いくらやっても、ムーブの練習はできてもザイルワークやビレイの練習はできないということ。一度教えてもらって忘れている事も多くて、できても時間がかかるし、そっちの方もちゃんと練習しとかなあかんなぁと思いました。反省。とてもいい経験ができた一日でした。ありがとうございました。特に、2時過ぎに帰るというわがままを聞いてくださり、時間がもったいないからと昼飯も食わずに(せっかくだからと大屏風を攀らせてくれた)付き合って下さった会長には感謝。感謝です。

 

編集後記

大変、遅くなりました。「ほたるとゆき04-04号」です。待っていてくださった方も忘れておられた方も読んで下さったでしょうか。〜今回も家族ネタ〜前にも書きましたが、私は今 京都の客先に滋賀県の実家から通っています。本来ならば週末ぐらいは三田の自宅に帰りたいもの。しかし、9月は1ヶ月間でとれた休みが1日だけ。もう単身赴任と変わりません。職場の仲間にも「今日も実家に帰るのか?玉には自宅に帰ってやれよ。」と言われてしまいます。(おお。ここまでは前回(04−03号)の全くのパクリです。気が付かれました?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どうでもええかそんな事)11月6日の「ワイン会」は久しぶりに皆様にお会いするチャンスでした。予定通りに仕事が終わればちょうど京都から三田に帰る途中で寄れたのですが、残念でした。ドタキャン野郎になってしまい、申し訳ありません。またのチャンスを狙う事といたします。で、私の近況ですが(興味の無い方は読み飛ばしてください)10月下旬の話になります。家(どうせ実家の事)で晩飯を食いながら 酒を飲んで酔っ払っていた。最後にどうしてもお茶漬けを喰いたくなって、台所にいった。茶碗にご飯をよそった時、急に酔いが回ってきてその場に座り込んでしまった・・・・・・母が発見した時、私は    「台所で茶碗を握り締めたまま倒れていた」そうです。揺り起こされ、「もう、びっくりするやないの!」て怒られた(そりゃそうだわな)結局寝ていたのは1時間ぐらいだった様ですが、板の上でパジャマのまま寝ていたのに風邪もひきませんでした。  う〜ん。健康なのか不健康なのかさっぱり分らんな。

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