ほたるとゆき

03-05
 
関西蛍雪山岳会
     
日程 行先 担当
10/05 保塁岩 村上
10/11〜10/13 40周年記念山行(鈴鹿方面) 上原
10/18〜10/19 関東との交流会 小川山 岩田
10/25〜10/26 40周年記念山行(金糞岳方面) 畠山
11/01〜11/03 40周年記念山行(御在所岳方面) 上原
11/08〜11/09 40周年記念山行(湖北方面) 畠山
11/16 金剛山 ボッカ 村上
11/22〜11/23 40周年記念山行(藤原岳方面) 田中澄
11/22〜11/24 山スキ- 立山 上原
11/29〜11/30 40周年記念山行(御在所岳方面) 上原
12/13〜12/14 八ヶ岳 岩田
04/01/17〜01/18 40周年記念山行打ち上げ 久坂〜小浜 村上
     

例会日:

 

9月17日 第3会議室
10月2日 第4会議室
10月15日 第4会議室

10月28日 第1会議室
11月25日 第2会議室


12月09日 第3会議室
12月25日 第3会議室


山行報告     :報告者
 
07/15〜07/17 知床 柴谷

1. 知床のヒグマガサッガサッと音がして振り向くと、メスのエゾ鹿が1頭、崖下の草ムラから飛び出してきた。一瞬目と目が合って、すぐに山を駆け上がって行った。バシャバシャッと音がして振り向くと、崖下の川をオスのヒグマがエゾ鹿を追って来た。
2. 知床・硫黄山 1562m (単独)登山口260m(800)-硫黄沢(1020)-稜線(1140)-硫黄山(1220-1250)-登山口(1600)羅臼に来て3日目、雨は止まない。 雨続きの夏休前の知床でマイナ-な硫黄山、オホ-ツク低気圧の影響で天気予報では山頂は氷点下2度・雪。ガスで100m先も見えないが次々と風景の変わる非常に面白いル-トだった。山頂付近だけ雨足は止んだが、往きも帰りもずっと雨だった。
3. 知床・羅臼岳 1660m (単独)登山口300m(800)-羅臼平(1140)-羅臼岳(1300-1340)-登山口(1700)百名山らしい。登山届の箱には30名位が5-6時に出発している。羅臼平でやっと雨が上がり、山頂直下でサッと陽が差したが、山頂はやっぱり360度ガスに包まれたまま。硫黄山と羅臼岳、どちらが眺めが良いのか、この天気では何もわからないが、やっぱり百名山は魅せられるものはあまりなかった。

07/19〜07/20

大峰の沢 村上 石塚 田中澄 柳瀬 岩田
前鬼川本流
つり橋を渡り黒谷をしばらく下降し、出合からいよいよ本流に入る。大きな釜にかかる、30センチ? の滝が越せず何度も釜を泳がされる(岩田だけ)。その後も大きな滝はなく適当に遡上して行くと、二段10b滝に出る。直登は無理なので左岸を高巻き、この上で右岸に渡渉する。ここで流されたらさっきの滝をまっさかさまということもあるので、ザイルを張ることにし村上がトップで渡るが、岩はツルツルでフリクションが効かない。最後の一歩で村上はついに流され、ついでに確保していた岩田も引き込まれ、岩にたたきつけられる。みんなで村上を引き上げ、再度村上が挑戦(村上さん素敵! と女性陣は思った・・・と思う。)する。次もかなり苦戦するが根性で対岸にたどり着いた。拍手喝采!!! 滝上の問題の渡渉点はその20メ-トルほど上をスクラムで左岸に渡渉し巻道を降る。滝下からは余裕が出てきたので、2〜5人のスクラム渡渉や、わざと流れの強い所での渡渉の練習をしながら降りるが、田中さん・柳瀬さんは体重が軽いのでかなり苦労する。「黒部まで体重を増やしておけと男たちは言った・・・。」下北山公園の「きなりの湯」に冷えた身体を沈めやっと人心地着く。

07/27

武庫川 西ノ谷 川辺 田中澄
JR武田尾駅から廃線ハイク道を通って、西ノ谷出合いまで行き、沢登りを楽しんだ後、大峰山山頂まで登り、西ノ谷出合いまで登山道を戻って、生瀬まで廃線ハイク道を歩きました。西ノ谷は水量が少なく、沢登りというよりは、うっそうと茂った林の中を歩くという感じでした。それでも、全体で50mくらいあるという多段の桜滝はちょっぴりスリルもあり、楽しめました。気候がよいせいか、ハイカ-がたくさん来ていました。

08/03

比良 明王谷 岩田 秋田 田中澄 石塚 村上 戸嶋
さっそく堰堤の高巻きで道をはずしガレ場の急な下りをびびりながらおり村上がトップをかわり下を見ると3.5m程の高さで川が流れていましたので迷うことなくどぶん!と私は飛び降りました。ああ気持ちええ・・が・・・・後のメンバ-がフリ-ズしており、10mザイルでキャ-キャ-騒ぎながら懸垂で降りてきました。懸垂の着地点に川が流れているのもおもろいものです。核心部の三の滝についたのですが、どこを泳いだらええんやと思うぐらい水量が多く岩田さんの「村上いけ!」との声を受けザイルをつけ必死で泳ぎましたが1回目は流されてしまい対岸までかろうじてつきましたが、へつりで水力にまけすすめず一度戻りました。今度は滝の中心部を目指して泳ぎ対岸の左側に無事着地しました。ほっとしました。後のメンバ-をザイルでひきあげましたが、何人かは溺れかけでした。さあザイルもつながったしいける!と思ったのもつかの間、次はつるつるの滝の斜面を登らなくてはいけません。岩田さんがさすが!のスメアリングでトップで登り新装備のタイブロックで次々と登ります。2本ハ-ケンが打ってあったのにそれを無視して登る岩田さん・・・恐るべし・・その後も次々と小滝を超え、奥の深谷との分岐につき終了しました。黒部に向けよいトレ-ニングになったと思います。

08/16

大峰・釈迦ヶ岳 柴谷
登山口1140m(920)−釈迦ヶ岳(1120-1220)−登山口(1400)谷瀬の吊橋付近から旭川を東へ16km、急峻な崖っぷちを縫う落石だらけの林道を大丈夫かいナ、と心配になりながらハンドルを握って登山口へ(大阪から3時間)。30分杉林を登ると、もうブナの自然林、下草は笹に変わり、足元には目新しいシカの蹄の跡。大峰奥駆道のド真中に突き上げる尾根道を2時間で釈迦ヶ岳に着く。登山口までの往復は長いが、簡単に大峰の核心部に入れる好ル-トでした。

08/13〜08/17

2003年夏山合宿報告 黒部源流をさまよう蛍雪六人衆  岩田

200年8月13日〜17日
10年前に上ノ廊下に行ったが、その時は雨による増水で岩苔小谷から雲の平に逃げたことがあった。今度は完全遡行を目指し再度チャレンジすることになった。メンバ-は馬鹿体力の村上隆志、テントが狭くて困るでか男の川辺直也、最近タ-ボがさびてきた秋田三枝子、かもしか娘の田中澄子、強いのか弱いのか底が見えないナ-ス柳瀬真理子、そして蛍雪幼稚園、中年組組長岩田修一の男3名、女3名の蛍雪最強?の6名である。上ノ廊下のため、全員(約1名を除いて)大峰や比良で何度も沢トレ-ニングし、寒さ対策に大枚をはたいてネオプレ-ンの服をそろえ、念には念をいれてライフジャケットまで用意した。全員、意気も高く鼻息も荒く、気合入れまくりでいよいよ夏合宿を迎えたのでありました。

8月13日 晴れ。黒四ダムから平の渡し、12時の船に乗って右岸に渡り、いやになるほど梯子を昇り降りをして、夕方に奥黒部ヒュッテに着く。先の熊ノ沢出合まで行こうとも考えたがヒュッテのテント場で幕営することにする。
ヒュッテの主人が、今年の上ノ廊下最初の渡渉で半分のパ-テイがひき返していると話していた。明日の天気予報は雨、朝起きて雨が降っていたら即中止にすることを決めたが、降っていない時はどうするか?悩むところであった。
釣り日記その1 夕方、東沢で岩魚釣りが始めての村上と柳瀬さんと三人で岩魚釣りをするが、釣果は15センチの岩魚一匹。釣ったのは村上で岩田はぼうず。岩田は面目をなんとか保とうと頑張るがあたりすら無い。村上のうれしそうな顔をみたら腹が立つけど、なぜかうれしかった。

8月14日 雨朝、起きるとやはり雨。秋ちゃんが「今日、東沢を遡行して明日、黒部源流を降りて赤木沢を遡行し、折立へ下山したらどや!」と言うではないか。全員「それはええ考えや、それにしよう!」とたちまちその計画に決定したのでありました。いよいよ入渓、最初のゴルジュ帯はへつりながら少し右岸を遡行したが、それ以上は増水のため無理と判断、右岸を約30分程高巻く。(踏み跡あり)谷に降り、渡渉の繰り返しで遡行する。危険な所は無いが増水しているので結構気を使う。渡渉はスクラムを組んだり、前後でサポ-トしたりと練習の成果が出てスム-ズに進めた。15時を過ぎそろそろテント場を見つけねばと話していると、左岸上部にテントが張っているのが見えた。他に張れる所もなさそうなので、横に張らしてもらう。今日は一日中雨、ネオプレ-ンと雨具でも寒かった。テントに入って乾いた服に着替えホッとする。 
釣り日記その2 今日は村上と岩田の二人で釣りをするが、さっそく村上が25センチ級のを1匹釣り上げる。その後村上は20センチ級と15センチ級を各1匹、岩田も20センチ級を2匹釣りどうにか、面目を保つ。(しかし、数では村上が合計4匹、岩田は2匹、くそっ、まだ負けている。)夕食に岩魚汁と塩焼きが食べれました。翌日からの報告を村上君にバトンタッチします。その前に15日の釣り報告だけさせてください。
釣り日記その3 祖父平にテントを張り、嫌がる村上を誘って早速釣りに行く。          祖父沢ではあたりが1回あっただけで源流にで出る。そこで20センチ級1匹と15センチ級2匹釣り上げる。バラシが2回あり、また目印に空中ジャンプして来る岩魚もおり魚影は濃いと感じ、もう一丁!と竿を振ったら、村上が「今日はもう止めましょう」と言ってくるので仕方なく納竿する。今回の釣果は合計で村上が4匹、岩田が5匹。ということで岩田がどうにか面目を保ったのでありました、といってもこだわっている。


村上
東ノ沢1900m地点でテントを張った後、岩田さんと渓流つりに行きました。釣果は岩田さんが2匹、村上が3匹でした。私は生まれて始めての釣りででかいのが2匹釣れて大変うれしかった。夢中で釣っているといつの間にか2時間半もたっていた。時のたつのを忘れてしまった。テント場に戻ると田中さんが喜々として焚き火をしており、(すみちゃんは本当に焚き火が好きやなあ)皆で5匹のイワナを焚き火で焼いて食べる。うまい!本日柳瀬さんは少しバテぎみやった。「まあボッカ2、3回やったら自分でも信じられないぐらい強くなるよ」と田中さんと一緒に彼女を励ます。翌日は5時起床の7時出発。朝早いのでまだ水が冷たくかつ雨も降っており暗い感じだ。また雨か・・・・・今日のコ-スは1900m地点から東沢乗越、水晶小屋と1000m上がり、黒部源流の祖父平へまた800m下るという贅沢なコ-スだが、またしんどいコ-スでもある。沢ももちろん増水している。東ノ沢をつめ沢上部の2股に出た。う-ん、ここでル-トファイデングに悩む。右か左か?左沢をつめたが、藪で行き詰ってしまい休憩しながら考える。左の小沢をつめると更に左に本流が見えいつの間にか本流をはずしていた事に気がつき軌道修正をかける。ぐんぐん高度をかせぎ、稜線に出た。やった!と硬い握手。そこから水晶小屋はすぐ近くだった。水晶小屋は北アルプス一小さな小屋と書いてあったが本当に小さな小屋だった。槍ヶ岳の穂先が見えたがすぐガスに消えてしまった。

黒部の源流目指して下降が始まる。1日で2つの沢を登り降りる経験できるのはよいのだが、メンバ-も少しバテ気味で30分くらいで休憩の要望(強要?)が入る。黒部源流へは一般道をはずして沢に入り大岩を飛んだりまいたり渡渉したり、いろいろな小技を使って下降する。途中3回ほど大きな雪渓が出てきたが、スノウブリッジになっており、歩くと割れそうなので端をよけて歩く。徐々に天気もよくなってきており、東ノ沢に比べると黒部源流は明るくて大変よい。しかしなかなか祖父平に着かない。頼みの秋田さんも足を捻挫ししんどそう。何度もここかな?と地図を見ながら進む。15時半ごろやっと祖父平に着いた。祖父平は本当にきれいなところだった。本当に美しい!池糖が点在し、笹と小沢が複雑な地形を作りなんだか浮世離れしたこの世の別天地である。しかし岩田さんは元気だ、テント場に着くなり釣りに行こう!と誘ってくれる。やれやれ。重い腰を動かし釣りに行こうとするとあれあれ大変です。みみずが脱走しておりザックの中がみみずだらけです。みみずはレ-ションやテントの中まで侵入しています。しばらくはみみず対処で大変でした。岩田さんの後を追いかけ再び村上も沢に入る。村上は大岩にどかりとすわり釣り糸をたれぼけ-としておりました。エメラルドグリ-ンの淵にみみずのついた糸をぽちゃんといれてぼっ-といているとヌッ-と河童が現れ俺の魂を遠い世界に連れて行ってしまった。(おい、返せよ、コラ)気がつけばミミズは死んでいる。時だけが過ぎていた。水の流れる音しかなく、静かだった。死んだミミズでつれるわけもなく、今日の釣果は岩田さん3匹、村上0匹でした。岩田さんの話ではイワナが目印まで食いついてきたそうだ。夜はイワナ汁とスミちゃんの沖縄料理が大変おいしかった。明日もまたもや沢登りだ。疲れて眠る。やれました。(付いていくのがしんどかった!)


川辺
第4日 祖父平-黒部川源流部-赤木沢-薬師峠
5時起床、祖父平は寒く30分おきぐらいに目がさめてしまったが、良夢悪夢を一晩で一ヶ月分ぐらい見れたので、案外精神のリフレッシュになったかもしれません。いつもはよく寝れたとか言う人が一人はいますが、今日は皆寒かったとのことでした。
7時出発、赤木沢出合に向かって黒部川源流の沢下りを開始。初めてかんかんでりになった今朝8時の水温は10度気温は13度。昨日までと比べるとずいぶん温く暖かく、9時前には、リュックにライフジャケット着せた村上さんと、洋画の女工作員みたいな装いの柳瀬さんが泳ぎ出した。赤木沢出合では、これにつられて皆首まで漬かって記念撮影することになったが、これには通りあわせた人はあ然、私は悲鳴を上げる。昨日までより温くてもやはり雪融け水でした。
9時、蛍雪としては4年連続の赤木沢に入る。今日は絵葉書にするような完璧な美景が続きますが、その中でも赤木沢中ほどから振り返って見る水晶岳が、さすが日本百名山という感じで立派です。
11時、大滝をお花畑の斜面の中の完全に登山道になっている巻道を登って通過。その10分ほど後、水流が細ってきたところで、あえて近道ということで赤木平の方から落ちてくる枝沢に入りました。しかし、枝沢なので稜線のはるか手前で水流が尽きてしまいました。
13時半稜線着、柳瀬さんが、ひざに深い裂傷を負っていたので、テント場確保の先発と後発に分かれました。
15時、先発の村上,田中さんが薬師峠着。既に満杯近いテント場で、村上さんが今晩からの雨を見越して繰り上げ下山するパ-ティ-を見つけて最良の場所を確保してくれました。

第5日 薬師峠-折立本降りの雨の中、ひざをけがしている柳瀬さんもつらそうだがよくがんばって無事に下山。快適なジャンボタクシ-で富山駅へ。ジャンボタクシ-は人数がそろえば絶対におすすめです。途中入浴した亀谷温泉白樺ハイツは登山客が多すぎて、私が入った中では三指に入るほどお湯が汚かったので、一つ先で入浴したほうがよいと思います。私の反省。岩田さん秋田さん村上さん田中さん柳瀬さんどうも5日間ありがとうございました。天気が悪かったこともあって,ト-タルでは結構厳しい山行だったと思いますが、頼りになる同行者に恵まれたおかげで、私はついて歩くだけでよく、その分緊張感乏しく、文句やぐちを垂れ流してしまっていたと思います。最後に、田中さんの食担がよかったのか,今疲労感が残ってません。おいしい、量がたっぷりはもちろんですが、山にしては塩分控えめだったんでしょうか?

08/31

キャンプ大会 岩田
恒例のキャンプ大会無事、終了しました。今回は愛知川源流から変更して、比良山西面の安曇川・坊村キャンプ場で実施しました。あすなろさんが3名、蛍雪クラブから4名、蛍雪からは9名総勢16名の参加でした。蛍雪クラブの曽我さんは東京から、同じく会長の榎本さんは夜、遅くに来ていただきご苦労様でした。キャンプ場はとても素晴らしく、また料金が安い!(テント1張り1,570円他は不要。)屋根付きのバーベキューできる棟がたくさん有り、雨が降ってましたが快適でした。夜は鶴橋の「鶴一」で買った焼肉とあすなろさんが用意した、骨付きカルビと豚汁、そしてビール・日本酒・焼酎・ワイン(1リットル750円の安いのを買ったので、飯窪は翌日ゲーゲーやってました。)で美味しく・楽しく過ごしました。

翌日は雨も上がり、明王谷に行く者(11名)と帰る者(5名)に別れ、現役は谷を三の滝までの沢登りを楽しみました。三の滝はやはり、水量が多く釜の泳ぎを飯窪が2度挑戦するも、押し流され、入会希望者の河嶋君が挑戦、なんと!一発で対岸の岩にかじりつき成功する。その後、岩田と秋ちゃんがザイルを伝わって渡るが、流れが速く必死のパッチ。これでは全員無理と判断し戻ることにしたが、帰りもまたまた必死のパッチ。岩田はゲボゲボ、水を飲んでしまい死ぬかもしれんと思いました。そこからの下山は林道を帰りましたが、河嶋君は先ほどの泳ぎでわらじが行方不明になってしまい、木の皮や苔を足裏に巻き付けてました。朽木の「天空の湯」に行くあすなろさんと別れ、蛍雪メンバーは15時頃、大阪に帰ってきました。お疲れさんでした。また、来年もやりますのでぜひ、みなさん参加して楽しくやりましょう!


 

編集後記
あいかわらず、ここに書くことが出来るのは山に関係のない事象です。(すいません)
自分のプロジェクトがようやく落ち着いてきたと思ったら、今度は別のプロジェクトが火を噴いています。「ちょっと応援してくれへんか」と言われて断れないのは自分のところが大変な時に手伝ってもらった実績があるからです。週末、私たちは他所のプロジェクトの「応援要員」として派遣されます。「じゃ、土曜日の朝、9時に烏丸に来てね。そこから現場までは私がお連れしますから・・・」と言う案内人が女性の場合、「メーテル」と呼ばれて恐れられています。彼女は連れて行ってくれるのです。
24時間、働ける星(現場)へ・・・・
これが、2回目以降は案内もしてくれず(ま、当然ですね)木曜日ぐらいに電子メールが一通届いて週末の予定を決めてくれます
私はメーテル・・・・。典郎、土曜日に阪急電車にのりなさい・・・・・・・。(烏丸のプロジェクトを手伝いに来い と言っている)
てなわけで週末も働いて、だるーくなって夜10時頃帰宅する。晩酌のビールが唯一の楽しみだったりします。飯を喰い終わった頃に嫁さんが、言う。「今日は下の子(3歳♂)が昼寝をしたので、なかなか寝ようとしない。上の子(6歳♀)を寝かさないといけないからしばらくの間、下の子の相手をしてやってくれない?」しょーがないから「ああ。ええよ」と言うと嫁さんが彼に言う。「ほら、新しいオモチャでパパに遊んでもらいなさい」振り返ると奴は既に
仮面ライダーの変身ベルトをしている。そして私に向かって突進してくるのでした。

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