外和谷 沢登り

日程:2019年5月5日
メンバー:堀内 田中す 神宅(記録)

5:00 起床
7:50 遡行開始
9:40 4条30m滝
10:30 18m滝
11:00 Co.600m 二俣
11:30 遡行終了(コンクリートのようなものが現れる)
12:30 Co.676m ピーク
13:30 下山

5時起床で準備も早くできたため、予定していた時間よりも外和谷の取付きである橋に着く。やや寒いくらいであるが、日中になるとシャワークライミングもできそうである。


外和谷は初めに伏流しているので河原歩きしながら、沢が出始めると右岸、左岸に歩きやすいところを選ぶ。しばらく歩くと堰堤が一つ出てくる。右岸を巻こうと岩をもつとすぐに剥がれて、少し焦った。ほりけんさんが、少し戻って左岸から巻こうと言ってくれたのでそれに従う。過去の記録を見ても外和谷は、岩が比較的脆いようでその点においては登攀する際には注意しなければならないと身を持って感じた。いくつかの小滝(~7m)を基本的には直登していった。


小滝ながらもその釜は全体的に深いのが印象的であった。またところどころ日差しが入る場所もあり、改めて南紀の水のきれいさを感じることができる。


しばらく小滝を越えていると、4条30m滝が現れた。4ヵ所から滝が落ちてきており、迫力があった。これは左岸側から巻き、良い感じに落ち口へ戻れた。そこから先は廊下になっており、同じようにいくつかの小滝を直登していく。GWであるが気温も上がっており、プチシャワークライミングを楽しんだ。


また小滝を越えることを繰り返していると18m滝が現れた。ところどころ日の光があたっておりきれいである。これは右岸側から巻き、こちらも落ち口へちょうど戻る。しばらく行くと二俣に出た。

写真左が20m滝、遡行は写真右へと進む。

この二俣は左岸側のほうを進む。しばらく歩くと林道(堰堤に似たもの)にぶつかるので、ここで遡行終了。この時点でかなり気温が上がっており下山が暑そうである。僕がメインで読図をさせてもらいながら下山を始める。想像よりも南向きの大きめな尾根にぶつからず、少し不安になったが20分ほどでその尾根に乗れたので後は、快適な林道を使わせていただく。676mのピークを東へ進まず、そのまま南に降り、457mのピークの手前で南西に向かっていった。道路に降りるのが少し急坂になった。下山予定よりも早く下山でき、また安全に遡行できて良かった。
外和谷は直登できる滝が多く(実際、巻いたのは片手で数えられるくらい?)、また下山も難しくないのでこれからの暑い時期などに、岩が比較的脆いのに注意すれば、面白い沢登りになるのではないかと思った。



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