2017年度プレ合宿 遠見尾根

日程: 2017年12月16日~17日
メンバー: T.M、K.Y、K.H、S.T、M.W、Y.K、E.M、N.N(記録)
ルート:16日アルプスだいら8:45-10:50 1970m地点-12:00中遠見-13:15大遠見手前-14:00中遠見テント場
       17日テント場6:30-10:05地蔵の頭手前10:50-11:20アルプスだいら


16日、8:15分から動き始めるテレキャビンに乗りアルプス平へ。準備を行い8:45スタート。スキー場を横切りながら歩く。天気は、遠くの視界がなく良いとは言えないが、無風で暖かい。リフトの終点、地蔵の頭を登り始めるところでワカンをつける。他登山者6名先行。トレース、時折トレースなしのところをラッセルしながら進む。雪がある程度締まっており歩きやすいが、ラッセルするには雪が重く、足が上がらずしんどい。しかし、先行6名+蛍雪8人いるので心強い。1950mあたりで先行パーティに追いつくが、1970m地点で休憩。再度先行パーティに追いつき、ラッセルを交代しながら歩く。中遠見で幕営予定だったが12:00であったため、テント場予定地に赤旗をたて、そのまま13時引き返しを目標に先に進む。大遠見までは届かず13:15に引き返す。14時にテント場に到着。

程よい歩き、運動となった。8名いると、テント場整地も早い。この時には、すでに深々と雪が降っており翌日の荒天も予測されたため、ギアが埋まらないよう気にぶらさげる。大人数の山行の良さを実感した。15時半には、テント内で水つくりを開始。8名分の水つくりに時間がかかったが、夕食をとり20時過ぎには就寝。

就寝中、何度か大きな雪崩音で驚かされる。夜中、一度だけ雪かきをする。

17日4時起床。各テントで朝食をとり、テント撤収。

テントツリーのおかげで、装備は埋もれる事無く回収。6時半明るくなった頃、雪が深々と降っている中を出発。先日のトレースは全くない。70cmほどの新雪が、一夜で積った。新雪は、雪が軽くラッセルがしやすい。交互に皆さんラッセル頑張り、1回の休憩で10:05には地蔵の頭登り手前まで下山。時折、強い風が吹いたり、視界がはっきりしないため、地図確認をしながらの下山であった。10:05到着後にK.Yさん講師で、ビーコン講習を30分ほど行う。

その後、地蔵の頭を登り返し、スキー場をアルプスだいらにむかい11:20下山。スキー場で先日先行していたメンバーに声をかけられる。中遠見に引き戻した時、先に進んだ6名はテントが上手く張れず、先日のうちに下山していたとのこと。

 二日間、たっぷり雪遊びができ、良いプレ合宿となりました。
  



関西蛍雪山岳会トップページに戻る